働く施設でハンドとフットのトリートメントをしています。
待ってました〜。
といつも言ってくれる皆様と楽しい時間を先日も過ごしました。
この時間。
何が一番良いかっていうと、
届かない声が聴こえる事。
身体的ないろんな情報を入手することもできますが、日常生活で感じているいろんな声を聴ける事は
この活動を何年もやっていて、かなり良い面だと思うのです。
先日話していると、こんな言葉を聞きました。
自分で出来るかなと思ってても、お待たせするのが悪くてついついやってもらっちゃってね・・・
私の勤め先は「訪問型」であり「自立支援」をサポートするのが優先。
やってあげるのが親切なわけではないのです。
かと言って、ヘルパーも時間内に終わらせたい。急ぎたい。
と思う人が多く、つい手を差し伸べてやってしまう事が、ひじょ〜に多い。
待てる人
これはヘルパーとしての資質に関わる事だと思います。
そして、この話し合いは本当に日常的に私の勤め先では議論されております。
手を差し伸べるにも二つあって
頑張ればできる事だけど、めんどくさいと感じてこちらにお願いしてくる場合
出来るのに時間に終わらないからと、ヘルパーがやってしまう場合
同じやるでもこれは全然違うからね。
ヘルパーのエゴですよね。
こうゆう話はゆっくり向き合う時間がないと、なかなか聴く事ができないです。
どうですか?と尋ねても、いきなり文句いう人もなかなかいないですよ。
爺さん婆さんは、優しいんだから。
認知症で発語が少なくなっている方も、ゆっくりと過ごす時間が持てるとたくさんの話を聴く事ができます。
考えている事。どんな生き方をしてきたのか。笑える話もたくさん。
介護にタッチングを導入するには、多少の準備がかかるかもしれないです。
忙しいから出来ない。と思わず忙しい中で、出来ることを見つけていくと
どの施設でもメリットがたくさんだと相変わらず感じずにはいられません。
導入したい施設の方、いつでもご相談くださいませ。